「律音」の基本的な意味合い
- 同干支の関係。自刑(午午/酉酉/辰辰/亥亥)が成立している場合もあるので、見落とし注意
- 普通は家族にしか見せないような裏の顔、言葉にお化粧をせずストレートに言うような態度は、他人には見せないもの。しかし「律音」を命式に持っていると、多くの人が隠すような本音もさらりと露呈させてしまうところがある
- 二つの仕事を同時にできる人。最終的にはどちらかに絞った方が、人生のエネルギーを効率よく燃焼できる
- Aの人の立場もBの人の立場も理解できる。ゆえにどちらの味方にもなるので、優柔不断な人、八方美人な人と思われてしまうこともある
命式内にある「律音」 ―
生まれながらの行動特性
位置による違いはなし
二つの本音・二つの顔が同居する
- 命式に律音が成立する場合、二つの本音・二つの顔が同居する。良い顔もネガティブな顔も隠すことなく同じように出してしまう一面がある
- 原理としては、1つの場所に2つの心が入っていて、時々によって2つの心が出たり入ったりしている。そのため本人にとってはどちらの顔も意見も紛れもなく自分であるが、その入れ替わりを知らない他人からは理解されにくく、「意見や気分がコロコロ変わる人」に見られてしまう
- 二つの顔の出し方を本人はコントロールできないが、そのことを知らない他人は気分を害してしまうこともあるので、自分の特性を理解し、軽はずみな言動は控えた方が難に見舞われにくい
- 「律音」は干支と干支の特別な関係。後天運の巡りで「律音」が生じることもある
後天運との組み合わせで生じる「律音」 ―
その年に取りがちな行動
命式に持っている干支と、巡ってくる大運(10年続く運気)・年運もしくは月運との連結で「律音」が成立するときは、人生のターニングポイントになると言われます。
後天運 × 年支
還暦の時に年干支と年運が「律音」する
- 仕事上の分岐点。二足の草鞋を履く時期になりやすいが、どちらかの選択を迫られる状況にもなりうる
- 社会関係でも分岐点となりうる。二つの関係性のどちらかを終わらせ、一方に絞ることを迫られやすい
- 二つを両方持続してゆきたい場合は、二つをコラボする方法を考える。それぞれを別に回してゆくと無理が生じやすく、どちらかが破綻する
後天運 × 月支
月干支と同じ干支が後天運で巡ってくる時
- 今までの立場が一区切りする
- 転勤や配置転換が起こりやすい
- 二つの心が一箇所に同居し移ろいゆくので、迷いやすくもある
後天運 × 日支
日干支と同じ干支が後天運で巡ってくる時
- 過去の固定概念をリセットする。人生の分岐点となる
- 今まで積み上げてきたことを改めたり、新規でスタートしたりしやすい
- 自分が主軸として生きるのか、他の人に主軸を任せるのか、選択を迫られる。どちらか一方を選ぶことが賢明な判断
重複時の注意
「律音」が後天運で巡ってきたら、二つある選択肢をどちらか一方に絞った方がいいです。エネルギー的に二つを抱えると手一杯になり、破綻しやすくなります。
二つの仕事を同じ熱量で回しています。"同時進行で二つの案件をまわす"そのスタイルは、私にとってストレスでもなく、当たり前にできることなんですが……どちらか一つに絞らなくちゃダメですか?
昨日言ったことも、今日、口にしたこともどちらも自分の本音です。別にいい加減な気持ちで言っているわけではないんだけど、「あなたはコロコロ意見が変わって、一体、本心は何なの?」と言われてしまうと、戸惑います。